《面白い》《展開が気になる》《1時間枠にしてほしかった》……ドラマ好きからは高評価だ。
14日に始まった高橋一生(42)主演の深夜の30分ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(テレビ朝日系=土曜夜11時30分)。
地方都市で代々続く煙火店(花火店)の後継ぎ息子・星太郎(高橋)。4代目で父親の航(橋爪功=81)が「すまん」というひと言を残して亡くなり、途方に暮れるが、数カ月後、*だはずの航が目の前に現れて……花火師親子の不思議な日常を描き出す、一筋縄ではいかない《心温まるファンタジー》(公式HPから)だ。
脚本は、テレ朝系の連ドラ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(2021年放送)で向田邦子賞を受賞した橋部敦子氏のオリジナル。
「演技巧者の高橋さんも橋爪さんも脚本を絶賛しているだけあって、2人のテンポのいい会話は本当の親子にしか見えません。《舞台みたい》なんて書き込みもありましたが、納得ですね」(テレビ誌ライター)
高橋と、大ベテランの橋爪の演技については、今さらだろうが、共演の本田翼(30)も、《不思議な存在感》などと、失礼ながら“意外”と好評だ。
本田は、自分のためだけの打ち上げ花火を頼みに来たミステリアスな女性を演じている。
まあ、本田と言えば、昨年10月期の主演ドラマ「君の花になる」(TBS系)が全話平均5%台とパッとせず、演技については“疑問符”が付くことが多い。
「あのルックスですから存在感はピカイチなんですけど、ぶっちゃけ、気分屋で演技にムラのある本田さんは主役向きじゃない。脇役でこそ映えるんだと思います」と、ドラマ制作会社プロデューサーがこう続ける。
「『6秒間の軌跡』の高橋さん、橋爪さんの親子がメインの“刺し身”とすれば、本田さんはそれに添えられる“菊の花”といったところでしょうか。菊だけで刺し盛りは成立しませんけど、あるだけで刺し身が豪華に、うまそうに見える。高橋さんと橋爪さんの確かな演技があるからこそ、本田さんの輝きも増すという相乗効果があるように感じますね。今回のドラマで、本田さんの女優としての評価は再び上がると思いますよ」
「君の花になる」放送中は《#本田翼の演技》がトレンド入りするなど酷評続きだったが、果たして汚名返上なるか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fd4767e97642be115b7c4efe8c4a50924e7083bc