「あなたたちの言葉響いてません」5年ぶりのテレビ出演が“消滅”した宮迫博之が「アンチへ宣戦布告」
《あの千葉テレビさんのほうで、5年ぶりという……なくなった~!!》
《30何年テレビ出てましたけど初めてのこと!》
元「雨上がり決死隊」の宮迫博之が5月31日、自身のYouTubeチャンネルを更新し『地上波復帰が白紙になりました』と“5年ぶり”のテレビ出演が消滅したことを報告した。
この動画では、お蔵入りとなった番組の担当プロデューサーである高島怜央氏(タレントボックス社)を呼び事情を説明した。
「匠の教室」という番組はTVタレント、俳優、声優などプロを目指す卵の前で、さまざまな分野の“プロ”が思いを語るという内容。過去の放送では『TKO』木本武宏も登場し投資トラブルなどの話も展開していた。
高島氏は個人的に宮迫のファンだといい、自分の意向で宮迫にオファーしたという。
事前の打ち合わせなどを経て4月23日に収録。5月13日にコンプライアンスチェックの会社にVTRを納品し、22日に千葉テレビに納品が完了したと説明。28日に番組の告知をしたところ、ネットやSNS上などで大きな反響があったが、翌日に千葉テレビは
《ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演の番組は、そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません。以上》と“無情な発表”を行ったのだ。
宮迫によると、収録は面白かったといい「笑いのソニックブームで窓ガラスが全部割れたましたもんね! 笑ニックブーム。生徒が笑いすぎて気絶してた!」と“逃がした魚は大きい”と言わんばかりに自画自賛した。
「まだ諦めてません」「オファーお待ちしております」「頑張ります!」と動画では意気込んだ。
「千葉テレビは多額の制作費を無駄にしてでも、収録済みの番組を捨てた。外部制作会社が担当しているとテロップや音楽なども入れ、放送できる状態でテレビ局に納品します。しかし、納品されるまで内容を誰も知らないという体制を作っている千葉テレビにも問題はあるでしょう。局のプロデューサーが企画書を見てOKを出してから収録を進めるべきです。宮迫さんは今回、完全に被害者。千葉テレビの発表文章は、宮迫さんへの配慮や謝罪もなくひどすぎる」(民放テレビ局関係者)
今回の一件で、裁判の判例ではないが、“宮迫はテレビNG”という“実績”が濃く印象づけられてしまった。ここまでして復活を阻止したテレビ局が存在すれば、他の番組もなかなか手を出しにくいだろう。
それにしても、今回は番組のコンプライアンスチェックを通過したにもかかわらず、宮迫の出演はなぜここまでNGなのだろうか。
「嫌悪感を示す層がクレームを入れてくる可能性があるため、スポンサーへの配慮もあるでしょう。しかし一番の理由は吉本興業への忖度でしょう。闇営業問題よりも、その後の会見で岡本社長に反旗を翻した宮迫さんは、吉本的には“敵”でしかない。宮迫さんを出演させても吉本は実際には何も言ってくることはないでしょうが、テレビ局がいまだに気を使っているのは間違いない」(ワイドショー関係者)
宮迫は今回のお蔵入りの件でアンチたちからコメントがきたという。それでも、
「“お前らの勇み足や”とか“戻ってこんでええ”とか、その人たちにだけすみません。全然へこたれてませんし、何もあなたたちの言葉響いておりません。ただこれだけやらしてください」と言い、パッション屋良の胸を叩くギャグを披露。アンチたちに握り拳を見せ宣戦布告した。
再び宮迫が地上波という日の目を見ることは、果たしてあるのだろうか……。