アイドルグループ「A.B.C-Z」の河合郁人(35)が、12月21日をもってグループを脱退することが明らかになった。ラジオ番組で河合と共演しているお笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次(54)は、司会を務めた情報番組『スッキリ』がスタートしたのは彼と同じ年頃だったと言い、仕事で自分がやりたいことや周囲から求められることが変わってくる―と実体験を語っている。
ジャニーズ事務所は9月21日、公式サイトで河合郁人のA.B.C-Z脱退を発表し、「僕は40歳までに自分がMCの冠番組を持つこと、MCというポジションを定着させることを目標にしています」、「グループ活動をしながらできてはいたのですが、今まで以上にもっと深くこの世界を経験し、極めていかないと自分の目標をかなえることができないと思い、個人の活動を選びました」と河合本人の言葉を伝えた。
また河合自身も、レギュラーを務める情報番組『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』(TBS系)で「本当に驚かせてしまって申し訳ありませんでした」と謝罪し、「一回の人生なので、自分でまた新たに」「今まで一人で戦ってきたことがなかったので、自分一人で戦うという決断をさせてもらいました」と、グループ脱退を生報告。A.B.C-Zでの経験や思い出を一生忘れず、それを背負いながら12月22日から進んでいきたいと、その覚悟を述べていた。
そんな河合は、グループ脱退を発表した9月21日にラジオ番組『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)の収録があった。その収録分が23日深夜に放送されたが、まず加藤浩次が「自分からどういうことか、説明してもらっていいですか?」と切り出した。これを受けて河合が、昨年の年末ぐらいからメンバーと話し合っていたこと、いろんなバラエティや情報番組に出演して力をつけたいと思っていること、その先に番組でMCをやることができれば―と語ると、加藤は「なるほどね。グループで活動するんじゃなくて、“河合郁人”として、自分のやっぱりやりたいことをやっていくってことだね」と理解を示した。
『スッキリ』の司会を打診されたのは、加藤が36歳の時だった。当初は、“狂犬”“暴れん坊”キャラだった自分に話が来たことが信じられなかったという。ただ年齢を重ねると加藤に求められることも変わり、自分の中でやりたい仕事に変化が生じてきていた。自らの過去を振り返り、アイドルになりたいと頑張ってきた河合がグループでデビューして、いろいろと仕事をしていくうちにやりたいことが変わってきたのは十分に理解できるのだ。『スッキリ』の司会を17年間務めた加藤浩次も、その間には山あり谷ありで決して平坦な道ではなかった。河合郁人にとっては、悩みを相談できる心強い先輩となりそうである。
画像2枚目は『Google Earth (C)2023 Google』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)
(出典 news.nicovideo.jp)
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