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    カテゴリ: 宝塚歌劇団

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     熱のこもった芝居と豊かで深い歌声、そして確かな歌唱力で、宝塚歌劇団在団時、絶大な人気を誇った元雪組トップスターの望海風斗。昨年4月の退団後は、ミュージカルINTO THE WOODS』の魔女、『next to normal』の双極性障害を持つ母親、『ガイズ&ドールズ』の踊り子と、一作ごとに進化を遂げ、新たな魅力を開花させている。その望海が、芸能生活20周年の節目を祝うコンサート『Look at Me』を開催する。

    【動画】「うれしい誤算」望海風斗が語る20年の歩み

    ■芸能生活20周年、とは言いながら、「20年というより“18+2”みたいな感覚です」

    ――来年の4月で芸能生活20周年となります。まずはこの20年間を振り返っての思いを伺えますか?

    【望海】20年といっても、宝塚歌劇団に18年在籍し、退団して新たな道に進んで2年目なので、20年歩んできたというより、“18+2”みたいな感覚なんです。それだけ宝塚で過ごした18年間というのは自分にとって大きなもので、とてもうれしい誤算でした。

    ――宝塚というと厳しい世界と聞きますが、その18年間を支えたものは何だったんでしょう?

    【望海】一番の理由は、辞めたら絶対にもう一回戻ることのできない場所だった、ということです。正直、辞めたいと思ったことがなかったわけじゃないです。ただ、一回出たらもう二度と戻れないんだと思うと、辞めるという決断はできなかったんですよね。そしてやっぱり、ファンの方の存在というのもありました。長く応援し続けてくださる方はもちろん、その時その作品その役で興味を持ってくださった方…いろんな方からすごく勇気をもらったし、励ましてもらっていて、その方々のことを思うと簡単に辞めようとは思えませんでした。あとは、宝塚の先輩後輩の関係性もありました。皆さんがいつも近くにいてくれて、何かあったときに背中を押してくれて。そういういろんなことに助けられました。

    ――しかしその中でも、トップスターというのは並大抵の努力では辿り着けない場所です。ずっと上を目指し続けられたのは何だったと思いますか?

    【望海】執念ですね(笑)。もともと誰かに言われたわけではなく、天海祐希さんに憧れて、自分から入りたいと言って目指した場所。にもかかわらず、家族にすごく応援してもらったし、それだけ苦労もかけていて、簡単に辞めて家に帰るってことはしたくないという気持ちがありました。

    そしてやっぱり、ファンの方々が、私が真ん中に立つ姿を見たいと言ってくださっていたことが大きかったです。宝塚って、学年が上がっていくその都度都度に段階があって、徐々にトップに近づいていくわけです。最初は、新人公演(入団7年目の生徒による試演公演)の主演が見たいと言ってくださり、次はバウホール公演(小劇場公演)の主演、その次は東京で上演される公演の主演…と、決まるたびに皆さんがすごく喜んでくださる。もう諦めようかと思うたびに、そういう皆さんの想いに触れて、もうちょっと頑張ってみようと奮い立つことができたんです。

    ■男役として飛躍のきっかけをくれた『オーシャンズ11』 自分の個性を自覚できた雪組への組替え

    ――宝塚での18年間を振り返って、ご自身の中でとくに大きなターニングポイントになった出来事というと?

    【望海】本当にひとつひとつの公演や出会いがターニングポイントではあるんですが、振り返ってみると、自分の宝塚人生において、最初に花組に配属されたことは、すごく大きかったと思います。もともと性格的に、あまり自分を押し出していくタイプではなかったんです。ただ花組で、隣の人と違う自分の色を出して、前に出ていくということを教えていただいたのは大きかったと思います。その後、雪組に組替えしたのですが、花組でやってきたことが結果的に自分の個性になりましたし、強みになりましたから。

    ――望海さんの舞台を拝見すると、押し出しが弱かった時代があることが意外にも思えます。

    【望海】花組の下級生時代…入団10年目くらいまでは、男役として薄いと言われ続けていました。今振り返ると、自信を持って舞台に出ていく強さみたいなものが足りなかったのかなと思います。当時言われていたことの意味が徐々にわかってきて、自分がちゃんと息をして舞台に立てているなと思った頃、節目となるような役をいただき、100周年が来て、雪組への組替えがあり…。いろんなタイミングが重なったんですね。

    ――その自信に繋がった作品や役というと?

    【望海】いろいろありますが、『オーシャンズ11』のテリーベネディクトは大きかったです。あの時期、それまで花組にいた男役のすごいスターさんたちの組替えや退団が重なったこともあり、大劇場公演で初めてというくらい大きな役をいただきました。ただ、当時の自分にはトップの蘭寿(とむ)さんと対峙するだけの大きさがなくて、演出家の小池(修一郎)先生から毎日叱られて。その理由は、本番の幕が開いて徐々にわかっていったんですけれど、あの時、チャンスをくださった小池先生、周りで支えてくれた仲間たち、見守り待ち続けてくださった蘭寿さんには、本当に感謝しかありません。

    ■『復活』で歌の場面をもらったことで、「作品に深みが出せるような歌が歌いたいと思った」

    ――望海さんというと、何より芝居心のある情感豊かな歌が魅力かと思います。それが自分の武器になると、どこかで気づいたタイミングはありますか?

    【望海】歌は昔からずっと好きでしたけれど、下級生の時は歌がうまい方が周りにたくさんいらっしゃったので、それを自分の武器だとは言えないと思っていました。でも、少しずつ学年が上がっていく中で、男役としての個性を武器としてちゃんと身につけて勝負していかなきゃいけないと自覚したときに、歌を武器にできたらと思ったんです。歌を極めていきたいと思ったきっかけは、’12年の『復活-恋が終わり、愛が残った-』という作品で、冒頭に歌いながら花道から出てくるという役をいただいたことです。はじめに作品の色を出す役割を与えられたことがうれしくて、毎日毎日、ロシアの厳しい寒さや寂しい孤独な空気感をどうにか歌で表現しようと思ってやっていたのが、すごく楽しくて。そこから、歌がうまくなりたいというより、「この人に歌わせたら作品にもっと深みが出るよね」って言ってもらえるような歌が歌いたいなと思うようになりました。

    ――退団を決意されてからのことも伺えますか? ずっと男役だけを見つめてこられたのが、男役ではなくなった先の自分と向き合うことになるわけです。

    【望海】自分の人生の第1章の終わり、みたいな感覚でした。宝塚はずっと居続けられる場所ではないことはわかっていたし、トップになった時点で、いつか辞めるんだという覚悟もありました。でも、宝塚に入って男役になるというところまでしか目標がなかった私には、その後どうしたらいいかが全然わからなかったんです。退団を発表してからも、あまりに濃い毎日に、先を考える暇もなければ考えたくもなくて、先送りにしていて。そんなときにコロナ禍が始まって…その影響は大きかったですね。

    ――退団の時期は当初の予定から半年先送りになり、結果的に退団直後からほぼ間を置くことなく舞台に立ち続けています。

    【望海】コロナ禍で退団前に思わぬ考える時間ができて、その時に沸き上がってきたのが、舞台に立ちたい、お客さんに会いたいという想いだったんです。ただ、女性の役を演じている自分が全然想像がつかなくて、大丈夫かなと思ってもいたんです。でもその前に、『エリザベート TAKATAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』に出させてもらえたことが良かったと思っていて。退団直後に、エキシビジョン的に男役をやらせていただき、思う存分楽しんで男役とお別れすることができました。辞めてからここまでの1年半、いろんな作品に出させてもらい、いろんな人と出会い、がむしゃらにやり続けてきて思うのは、私、意外に普通に楽しんでるなということ。それはすごくありがたいことだなと思っています。

    ■宝塚を退団して出会い直した本来の自分自身 「宝塚歌劇を見にいくことが楽しみだったんだなって」

    ――男役という肩書きがなくなって、ここまで本当の自分を取り戻す時間だったと思うのですが、あらためて気づいた自分自身というものはありますか?

    【望海】もともと宝塚ファンで宝塚に入ったんですが、辞めてから元の宝塚ファンに戻りました(笑)。舞台を見に行けば知っている子たちが頑張っていて、そこにももちろん感動するんですけれど、それとは別に宝塚歌劇のファンだったんだなと改めて思うんです。宝塚は自分が憧れたエンターテインメントの世界の原点で、その舞台を見にいくことが自分にとっての生き甲斐であり楽しみだったんだなって。

    ――公演に追われていた在団中とは生活も大きく変わったと思いますが。

    【望海】やることに追われないと、何もしない人間だったんだなということに気づきました(笑)。時間ができて、何をするかを自分で選択できるようになったら、意外に、家でじっとしていたい…みたいな気持ちに。家にいてゆっくりして、好きなものを見ている時間がすごく好きなんだって思いました。宝塚を目指し始めた中学生の頃から、バレエを習ったりピアノを習ったり、ずっと習い事に打ち込んでいたので、何もやることがない時間を過ごすのって、初めてなんですよ。今、それはそれで面白いなと思っています。

    ■応援してくださる方に感謝の気持ちを届ける場に 「歌を通して新たな面もお見せできたら」

    ――今、目前に控えている、望海風斗 20th Anniversary ドラマティックコンサート『Look at Me』は、どんなコンサートになるんでしょうか。

    【望海】前回の『SPERO』は、自分が新たな世界に踏み出すにあたって、新しい自分の声を見つけていくという意味合いのコンサートだったと思うんです。今回は、20周年というのもあり、これまで応援してきてくださった方とか、退団後の舞台を見て興味を持ってくださった方に対して、感謝の気持ちをお届けしたいと思っています。そのため、選曲には結構こだわって、何度も何度も構成を練り直しました。

    ファンの方からよく「この歌を歌って欲しい」って言っていただいていた曲もありますし、意外なものもありますし、宝塚時代から応援してくださってる方も、退団後からの方も、誰も置いていかれないコンサートになっているはず。今回のコンサートストーリー仕立てですが、そのお芝居とのバランスもすごく面白いと思いますし、歌を通して、また新たな面もお見せできたらいいなとも思っています。

    ――昨日(取材日前日)バンドリハがあったそうですが、手応えは?

    【望海】武部(音楽監督の武部聡史)さんのアレンジがすっごくかっこいいんですよ。知っている曲もちょっと違う新さがあって、飽きずに楽しんでいただけると思いますし、バンドの方々もすごい方が集まってくださっていて、私を置いといても、サウンド自体お楽しみいただけると自信を持って言えます。

    また今回のために、公演タイトルである『Look at Me』を冠したオリジナル曲も作っていただきました。すごくキャッチーな曲なので、ぜひ覚えて家で歌ってもらいたいなと思います。昨日のリハーサルで思ったのは、詰め込みすぎかなって思うぐらいすっごいボリュームだなと。きっと皆さんお腹いっぱいで帰ってもらえるんじゃないかと思います。

    ――タイトルの『Look at Me』に込めた想いを伺えますか?

    【望海】20周年ということで、原点を振り返った時に最初にあったのは、自分を見てほしいっていう想いからだったんですよね。そこからバレエを習ったり、歌を習ったり、宝塚に入りたいと思ったりしたのも、きっとその気持ちをずっと持ち続けていたからで。それが反映されていたからこそ、皆さんも見て応援してくださったんだと思っています。

    ■「俳優としてはまだまだ修行の身 自分の新しい扉を開けていくことにワクワクしています」

    ――この先、望海風斗として、舞台に立つ者として、こうありたいと思う理想像のようなものは?

    【望海】俳優としては、まだまだ勉強中というか、修行中の身。いろんな役とか作品、一緒に仕事をする共演者やスタッフさんと出会って刺激をもらっている最中で、まだまだやるべきことはたくさんあるはず。宝塚を退団したことで、確実に幅は広がるだろうし、それを私自身も楽しみたい。自分の新しい扉を開けていくことに、今、すごくワクワクしています。望海風斗としては…本来、男役としてつけた芸名で、まさかずっと続くとは思っていなかったので、今、私自身が望海風斗ってなんだろうって思っているところです。ただ、男役としての望海風斗は終わってしまったけれど、この18年間に積み上げてきたことは、自分の中にずっと生きているはずで。その延長線で、芸名の自分というものが、もっともっと色濃くなっていったらいいなと思います。

    ――本名の自分として、やってみたいことはありますか?

    【望海】これまではなかなか会えなかった友達に、退団してから会ったりしたんです。そしたら、友達がすごく昔の自分のことを覚えてくれていて、当時の自分を思い出してみると、あの頃の自分は意外に何でもない人だったなぁって。それでもやりたいことがあって今まで20年間頑張ってきたんですよね。その背景には、すごく高い夢を持って頑張っている何でもない人を応援してくれていた人たちの存在があったんだなと。皆で笑いながら、当時の私の失敗話などもしているうちに、いろいろなことを思い出してきて…。そういう自分を、今はもっと取り戻していきたいと思っています。

    ――そんな高校生時代だったとは意外です。

    【望海】高校時代、周りにすごく個性の強い人たちが集まっていて、その中では、全然何の強さもない一人だったんですよね。でも、10歳の時から入るんだって言っていた宝塚に入って、入ったからにはやらなきゃ、頑張らなきゃみたいな気持ちがすごくあったんですよね。だから高校時代の友達とは会いにくかったんだと思います。会ってしまうと、本名の自分と男役の自分というのがうまくバランスが取れない気がして。宝塚で学年が上がってからは、男役・望海風斗でいる時間の方が、居心地がよかったんですよね。

    ■舞台に立っている時が、生きていると感じる瞬間 「もっとお芝居がしたいし、いろんな役と出会いたい

    ――コンサートの後は、年明けにミュージカルDREAM GIRLS』も控えています。この先、どんな挑戦をしていきたいですか。

    【望海】もっとお芝居がしたいし、もっといろんな作品、いろんな役と出会いたいなと思っています。やっぱり舞台に立っている時とか、稽古をしている時…何かに向き合っている時の方が自分としては「生きているな」って感じるので。

    ――あらためて、コンサートへの意気込みをお願いします。

    【望海】コンサートではいろんな色をお見せできると思うので、カラフルステージになったらいいなと思います。ただ、お客様が入らないとわからない部分が多いんです。スタートしてからもっとこうしたいと思うことが出てくると思うので、それまでにしっかり作品を固めて、お客様が入ったところでフレキシブルに千秋楽まで作り続けていきたいなと思っています。お客様が楽しんでくださることを前提にするしか頑張れないので、今、眠っているであろうショーの精神を思い出して、パワーを放出できたらいいなと思っています。

    (取材・文/望月リサ)

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    望海風斗(撮影:平野敬久) (C)ORICON NewS inc.


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    2022年9月28日(水)~10月2日(日)サンシャイン劇場にて、朗読舞踊劇Tales of Love『阿国-かぶく恋、夢の果て-』が上演されることが決定した。

    「朗読舞踊劇Tales of Love」とは、日本の古典芸能の中で生まれ育まれてきた数々の恋の物語を、現代人にも分かりやすく解きほぐし、「朗読×日本舞踊」のコラボレーションで伝えるという、新しい形のエンターテインメントシリーズ

    第1弾として、2021年秋に、日本版ロミオとジュリエットとも言われる「八百屋お七」の物語を題材にした『お七―最初で最後の恋―』を上演し、好評を博した。今回はその第2弾作品として、歌舞伎の始祖とも言われる伝説の女性・出雲阿国と希代の傾き者として名高い名古屋山三、そして阿国を支えた女形・三十郎の、三者三様の恋模様を濃密に描く。

    主演の阿国役と、その彼女を支える三十郎役を、元宝塚歌劇団瀬戸かずや綾凰華がWキャストスイッチキャストで演じる本作。

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    阿国/三十郎:瀬戸かずや(Wキャスト

    阿国/三十郎:綾凰華(Wキャスト)

    阿国/三十郎:綾凰華(Wキャスト

    名古屋山三役には、アニメようこそ実力至上主義の教室へ』(須藤健)や「ヒプノシスマイク」(天国獄)など、巧みな演技に定評のある竹内栄治アニメバクテン!!』(双葉翔太郎)や舞台・木ノ下歌舞伎『糸井版 摂州合邦辻』(俊徳丸)など、声優・俳優として注目を集める土屋神葉アニメ『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima」(山田二郎)や「響け!ユーフォニアム」(塚本秀一)など、多彩な役を演じ分け高い人気を誇る石谷春貴アニメ名探偵コナン』(小嶋元太/高木刑事)やNHK大河ドラマ真田丸』(小山田茂誠)など、声優・俳優として幅広く活躍する高木渉が日替わり出演。

    名古屋山三:竹内栄治〈9月28日(水)出演〉

    名古屋山三:竹内栄治9月28日(水)出演〉

    名古屋山三:土屋神葉〈9月29日(木)出演〉

    名古屋山三:土屋神葉9月29日(木)出演〉

    名古屋山三:石谷春貴〈9月30日(金)出演〉

    名古屋山三:石谷春貴9月30日(金)出演〉

    名古屋山三:高木渉〈10月1日(土)、 2日(日)出演〉

    名古屋山三:高木渉10月1日(土)、 2日(日)出演〉

    朗読と日本舞踊を掛け合わせた本作では、卓越した表現力を持ち、若手舞踊家のトップとして日本舞踊界を牽引する花柳幸舞音と、古典作品をはじめ『ART歌舞伎』など伝統芸能の新たな表現を追求する藤間涼太朗による舞踊。

    花柳幸舞音

    花柳幸舞音

    藤間涼太朗

    藤間涼太朗

    さらにギタリストで音楽監督も務めるKOHKIと尺八・オークラウロ奏者の大河内淳矢ヴィオラ奏者の飯野和英による生演奏により、朗読劇の枠を超えて、観客の五感と想像力を刺激する。

    KOHKI

    KOHKI

    大河内淳矢

    大河内淳矢

    飯野和英

    飯野和英

    演出は、シリーズ第1弾に引き続き、脚本家・演出家として数々の話題作を手がける劇団「柿喰う客」の中屋敷法仁が手掛ける。

    ストーリー
    一人の女芸人が、その踊りの才により頭角を表した。彼女の名は阿国。
    希代の傾き者として名高い名古屋山三は、駆け出しの阿国を見染め、共に風雅の芸を極める夢を見る。
    異なる二人の才能がぶつかり合い、新たな芸が芽吹き始めたその前夜、山三は家のため他家に仕官することになり、さらには武士としての義理を立てるため命を落としてしまう。
    人気も凋落し、傷心する阿国の元に残ったのは浮浪児から拾い上げ弟子として育てた少年、三十郎ただ一人だった。阿国は、三十郎を己と瓜二つの女役に仕立て上げ、己は男役として山三に成り代わり、濃密な男女の恋愛を描いたかぶき踊りとして上演する。 いつしかこのかぶき踊りは大評判となり、阿国は三十郎と共に各地を巡業する旅に出る。
    男として阿国を深く愛しながらも、師弟という関係を壊さぬよう、ひたすらに女形に徹する三十郎。
    一方、阿国は名声を得てもなお山三を忘れられず、その幻影に徐々に心を蝕まれていく――

     

    朗読舞踊劇Tales of Love『阿国-かぶく恋、夢の果て-』


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    2022年デビュー25周年を迎える宝塚歌劇団月組の元トップ娘役・彩乃かなみが、アニバーサリーイヤーに相応しいクリエイティブチームを結成し、単独コンサートKanami Ayano 25th ANNIVERSARY CONCERTCielの開催が決定した。

    宝塚歌劇団の元月組トップ娘役で、多くのエトワールを務めていた彩乃は、その優しくも深みのある歌唱力に定評があり、退団後も数多くの舞台に出演し、歌手・女優として活動を広げている。

    クリエイティブメンバーに、2009年に開催された伊勢神宮「宇治橋」の記念奉納コンサートで、彩乃と共に『ひかりのみち』を披露したShikinami、そして日本を代表するエレクトーン奏者の倉沢大樹も迎える。

    さらに、宝塚歌劇団在団中のトップコンビでもあった元月組トップスター瀬奈じゅん、退団後舞台共演を重ねてきた佐藤隆紀ゲスト出演が決定した。

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    瀬奈じゅん

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    佐藤隆紀

    また、ROBIN FURUYA(古谷呂敏)が撮り下ろした、ビジュアルも同時に公開された。日本とハワイバックグラウンドを持ち, ファッション、人物ポートレイトを中心にカメラマン、映像クリエイターとして活動。ディレクションを含むムービー撮影、スチール撮影をこなすROBINは、女優やアーティストの撮影や、MV、WebCMの製作を手がけるマルチクリエイターとしていま注目されており、特別なビジュアルに仕上がりました。

    Kanami Ayano 25th ANNIVERSARY CONCERT 『Ciel』」 は、2022年2月1日より彩乃かなみオフィシャルファンクラブ先行、3月15日より一般発売が開始される。

    彩乃かなみ コメント

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    彩乃かなみ

    この度、おかげさまで芸能生活25周年を迎える事ができました。

    振り返ってみるとあっという間の時間でしたが、その中で出逢えた作品・楽曲、また多くの人のとの巡りあわせで今の私があることを感じています。今回のコンサートタイトルにもあるように『Ciel』(意味:空)にはさまざまな色や形があり、一つの表現にとどまらず、無限に広がる空のようにまだ見ぬ自分自身にも、またこの先の様々な出逢いにも夢を馳せて構成・演出にも関わり、開催させていただく事となりました。ゲストのお二人のお力添えもいただき、懐かしくも新しい私を感じていただければ幸いです。

    彩乃かなみ プロフィール

    群馬県出身。
    宝塚歌劇団元月組トップ娘役。
    1997年宝塚歌劇団に入団。
    雪組公演『仮面のロマネスク/ゴールデンデイズ』で初舞台。

    1998年、組まわりを経て花組に配属。
    2001年、宙組へと組替え。
    2005年、月組へと組替え。
    2005年、月組トップ瀬奈じゅんの相手役として娘役に就任。

    瑞々しい舞台姿で早くから注目を集め高い歌唱力で歌手として多く起用され、エトワールを幾度も務める。2008年、『ME AND MY GIRL』で宝塚歌劇団を退団。

    ●最近の主な作品

    ミュージカルアニー』『Little Women‐若草物語‐』『マリー・アントワネット』など、歌手としても注目されており、コンサート出演がつづいており、自身のYouTubeチャンネルcover動画を配信している。

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    彩乃かなみ


    (出典 news.nicovideo.jp)


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    1 爆笑ゴリラ ★ :2021/04/06(火) 18:43:01.92 ID:CAP_USER9.net

    4/6(火) 17:37
    デイリースポーツ

    宝塚次期月組トップに月城かなと 95期生から3人目 同期3人トップは17期ぶり
    月城かなと
     宝塚歌劇団は6日、次期月組トップスターに月城(つきしろ)かなと、トップ娘役に海乃美月(うみの・みつき)が就任すると発表した。現月組トップスター珠城(たまき)りょうとトップ娘役・美園(みその)さくらが2021年8月15日で退団、その後任となる。

     新トップコンビとしてのお披露目公演は、10月11日に初日を迎える月組博多座公演「川霧の橋/Dream Chaser-新たな夢へ-」となる。

     月城は09年、宝塚歌劇団に95期生として入団。雪組に配属。圧倒的美貌で、早くから注目される。同期には花組トップの柚香光(ゆずか・れい)と星組トップの礼真琴(れい・まこと)がおり、3人目のトップスターとなる。月城の愛称が「れいこ」であることから

     95期は今年合格した108期の倍率17・4倍と今世紀最少倍率となったが、それまでは95期の19・18倍が最少だった。だが入団後の活躍と倍率は別物で、3人のトップスター以外にも退団した月組の愛希れいか、星組の妃海風、宙組の実咲凜音と3人の元トップ娘役も輩出している。

     さらにテレビ出演時にその美貌でトレンド入りした雪組の朝美絢、専科への組替えが発表された月組の輝月ゆうまなど、華のあるスターや実力者が揃っている。3人の以上のトップを輩出した期は78期以来となる。

     【過去50年 3人以上のトップ輩出期】

    ◆69期(トップ3人、トップ娘役1人)

    ・月組/久世星佳

    ・雪組/高嶺ふぶき

    ・星組/麻路さき

    ・雪組トップ娘役/神奈美帆

    ◆71期(トップ4人、トップ娘役1人)

    ・花組/愛華みれ

    ・月組/真琴つばさ

    ・雪組/轟悠=現専科

    ・星組/稔幸

    ・雪組トップ娘役/鮎ゆうき

    ◆77期(トップ3人、トップ娘役1人)

    ・花組/春野寿美礼

    ・雪組/朝海ひかる

    ・星組/安蘭けい

    ・雪→宙組初代トップ娘役/花總まり

    ◆78期(トップ3人、トップ娘役1人)

    ・月組/瀬奈じゅん

    ・宙組/貴城けい、大空祐飛

    ・月組→星組/檀れい


    (出典 amd-pctr.c.yimg.jp)

    https://news.yahoo.co.jp/articles/793ae7fa82879530f3ace7a489c7eaef7f5565b7


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    NO.9374723 2021/04/05 10:33
    辻希美、足の痛みを明かすも冷視線「SNS更新できるんだから大丈夫でしょ」
    辻希美、足の痛みを明かすも冷視線「SNS更新できるんだから大丈夫でしょ」
    タレントの辻希美(33)が3月31日、自身のブログを更新した。

    辻と言えば先日、「今日はちょっと弱ってる…季節の変わり目だからかなこんな日もあるよね人間だもの。」「今夜の夕飯…ラクしちゃお」などとつづり、551HORAIの焼売や肉まんの写真をアップしたところ「いつも頑張ってえらいね」などのコメントが寄せられたのだがその一方で、ブログの更新はしっかり行われていたことからネット上からは「弱ってるときはブログ更新せずに休めば?」などのツッコミの声があがっていた。

    そんな辻、今回は「帰宅後は」というタイトルでブログを更新。夕食を作っている最中の字ぢんの写真や三男とのツーショットを公開している。さらに「そんな私は今日全力で踊ったもんだから坐骨神経から足全体痛くて痛くてヤバイ」などとつづり、同日に動画の撮影で踊ったため、足に痛みを感じていることを明かし、湿布を貼っている脚の写真もアップしている。

    しかしこの投稿に対しネット上からは「体調不良ネタ好きだねー」「だからなんのアピールなの?」「かまってほしくて大袈裟に騒いでるだけに見える」「痛いって言いながらSNS更新できるんだから大丈夫でしょ」などの痛烈なツッコミの声が上がっている。

    たびたび更新される体調不良を報告するブログ記事に飽き飽きしている人も少なくないようだ。

    【日時】2021年04月05日 10:30
    【提供】デイリーニュースオンライン
    【関連掲示板】


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