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上沼恵美子　和牛に熱烈メッセージ「あなた、途中で投げたで」「ええコンビやで、２人は」


　タレントの上沼恵美子が17日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演。来年3月末で解散することを発表した「和牛」（水田信二、川西賢志）にメッセージを送った。

　和牛と言えば、2019年の「M―1グランプリ」で、上沼は「からし蓮根」への審査コメント中にも関わらず「なんか横柄な感じが『和牛』に対しては感じました」「緊張感もなんにもない、そういうぞんざいなものを感じました」と酷評。今回の解散劇を〝予想〟していたのでは？と話題になった。

　上沼はこの件について、「和牛の大ファンだ」と前置きし「はじめ漫才見たときに『うまいな～』と思って、2017年だったかな？　で、いいとこ行った。18年もいいとこ行った。『グランプリやな来年は』と思ったら2019年は本戦には入ってなかった。で、敗者復活でスタジオに来れて、それでやったんですけど…どんどんあかんのよ。前の年より。なんかやる気がない、覇気がない。なんか横柄な感じがしたんで、私講評冷たく言わせていただきました」と振り返った。

　続けて「私、キツいこと言ったつもりはないの。2人のファンで、ええ漫才やと思ってるから、なぜかどんどんマズくなっていってるから『どないやねん』と思ったら、結局解散って来たんでね。驚きました。仲悪かったんやね」と沈痛な面持ちを見せた。

　さらに過去を回想して「漫才おもしろいな～っていう人は大体仲悪かったね」と分析した上沼は「それでも仕事やからさ。

　和牛のお2人、もし耳に入ったら、名コンビってそうそう生まれませんで。3月で辞めるんやったら一回辞めてみたらええんですよ。で、ピンになってやってみて、また漫才やりたくなると思う。（再結成）してほしいね。名コンビってそうそういないから。遅刻してくるとか、素行が悪いとか、何や知らんよ。知らんけど、けんかギャ～っとします。しますけど、それと漫才は別やねん」と呼びかけた。

　続けて「まだね和牛はとがってるんですよ。どっちもが『一番！』『一番！』と思ってるからね。どっちも『太陽』『太陽』やからね。ぶつかって、解散って、解散したらええんです、一回」と語りかけると、カメラ前に歩いて行って「でもね…ええコンビやで、2人は。ヨソ探しても無い」とズバリ。

　その上で「素行がいいからとか、遅刻せえへんからとか、弁当詰めて来てくれるからとか関係ない、漫才に。そうやって本当に『好かん』っていう相手の高座っておもろいな。私は大好き」と訴えた。

　最後に「和牛、もしもこの話が行くんやったら、3月に辞めて、ピンで頑張って。で、もう一回漫才やりたいなと思ったら、このコンビでやりや。私はそう思うで。あなた、途中で投げたで。力あるのに。もったいない」と訴えかけていた。