タレントベッキーによる“フワちゃん遅刻擁護”発言に、2人の業界歴の長い芸能人が異論を唱えている。

 ベッキー10月28日放送「サバンナ高橋の、サウナ神さま」(TOKYO MX)に出演した際、タレントフワちゃんの遅刻癖を大袈裟に取り上げるネット記事について、「生放送に遅れちゃったりとかして、『業界人はいい加減、怒ってる』みたいなニュースを見た時に、“いや、誰も怒んねぇよ”って。フワちゃんの遅刻をガチで怒る(芸能界の)人っているのかな?って」「あの人にマジメさを求めてどうすんの?」などと話していた。

ベッキー自身がフワちゃんのルーズな性格を許すのは彼女の自由です。ただ、時間通りに進むことを前提にスケジュールを組み、その後に他の仕事も控えているであろう関係者まで巻き込んで『怒ってる人なんていない』と断言したのは、悪手でした。実際、ベッキーよりキャリアがずっと長い2人の古参タレントさっそく苦言を呈しています」(テレビライター

 まずは上下関係に厳しいお笑い芸人ほんこんだ。ベッキーの報道を受け、自身のYouTubeから「時間を守るのは当たり前のことやろ。あなたの認識は何やねん」と反論し、「心優しいタレントさんを演じてますけども、ベッキーさんが言うてるのは(番組に)出てる人間のエゴ」と指摘。演者が時間に遅れることで、現場のスタッフには多大なる悪影響が生じることも説明していた。

 さらに、お笑いコンビ・ツービートで、ビートたけしとともに漫才ブームを牽引したビートきよしも、この件についてXで言及。「それが許されるほどの芸のない奴 それをネタに出来るほど愛される立場でない者は金貰って仕事受けた以上時間は守れ」「ひとつの番組作るのにどれだけの人間が関わっているかわかっていればこんなことは言えない。しょっちゅう遅刻しても居なくても問題なく現場が回るならそいつは必要ないわけだから引退するべきだね」などと投稿し、やはり時間を守ることは当然と主張している。

ベッキーがどれだけ関係者らの思いを把握した上で『怒ってる人はいない』と明言したのはわかりませんが、少し考えれば“時間を守るのは最低限のマナー”であることはわかるはず。ネットでは、きよしほんこんの見解に賛同する人が大半を占めており、『遅刻するなと注意してあげるのが親友です』『時代的な問題もあって、本人を前にしてガチで怒る人は確かにいないのかもしれないけど、内心不快に思っている人は関係者の中に沢山いると思う』などの声が上がっています」(テレビライター

 少なくとも2人のベテラン芸能人は遅刻自体、もしくはそれを擁護する人に憤りを示しており、「芸能人でガチで怒ってる人いるの?」というベッキーの言葉には、やはりズレがあったようだ。

(木村慎吾)

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(出典 news.nicovideo.jp)


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