元ジャニーズJr.でミュージシャンのカウアン・オカモト(当時、岡本カウアン)が12日、日本外国特派員協会でジャニーズ事務所の創業者である故・ジャニー喜多川氏による性加害について記者会見を行った。かねてメディアはこの件に関してスルーを貫いてきたが、今回は一般紙も共同通信の記事を掲載。民放もこれに続き、情報番組『サンデーモーニング』では23日、コメンテーター青木理氏が「こうした勇気ある告発にどう向き合うかは、日本社会全体が問われる課題なんだと肝に銘じなければいけない」と指摘した。

 ジャニー氏の問題については、同事務所が「告発について真摯に受け止めている」などとする文書を関係先に送っていたことが判明。それを受け、ようやく各局も重い腰をあげた格好だが、同事務所の“長男”で少年隊東山紀之メインキャスターを務める『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)では、どう扱うかが注目されている。

 東山というと、かつては数多くの女性と浮名を流し、ジャニーズプレイボーイともいわれていた。なかでも、1990年11月に熱愛が発覚した女優・牧瀬里穂(当時18歳、東山は同24歳)とは結婚間近とささやかれた間柄だった。

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 「当時、牧瀬は女優・宮沢りえ、観月ありさとともに、それぞれの頭文字を取って『3M』と呼ばれ、“アイドル女優”として黄金期を築きました。そんな最中に2人は出会うのですが、きっかけは牧瀬主演の映画『つぐみ』(1990年公開)に出演した役者の紹介だったといいます。当初は、互いの事務所の関係者も交えながら食事に行ったりする程度でしたが、1991年12月に2人がW主演し恋仲を演じたミュージカルバルセロナ物語』で関係を深めていったようです。『バルセロナ物語』の製作発表の際、牧瀬は記者から東山のことを聞かれると『共演がやりにくいなんてことはありません』と多くを語らず、順調な交際をうかがわせました。双方のファンからのバッシングは相当なものでしたが、ステージ上の2人は息の合った演技をやってのけたのです」(芸能ライター)

 1995年5月には、新宿・歌舞伎町ゲイバーで、2人が人目もはばからずイチャイチャしたあげくに濃厚なキスをしていたと、1996年1月発売の『週刊現代』(講談社)が目撃談として掲載していたようだ。

 「一部では、東山が初めて結婚を意識した相手が牧瀬だとささやかれ、一方の牧瀬もデビュー以来、清純派を貫く中で東山は、初スキャンダルの相手でした。2人は同棲を始め、これには周囲も2人が結婚するのではと見守っていたといいます。そんな牧瀬は、結婚への意識が徐々に高まり、東山の身の回りの世話からマッサージまでをこなし、仕事に身が入らなくなっていったという話も。しかしながら、東山にとっては徐々に重くなり、冷めていく一方だったといいます」(芸能関係者)

 前出『週刊現代』は、2人の順調な交際を伝える一方で当時、東山には将来のジャニーズの社長候補といううわさがあり、ジャニー氏のめいで同事務所社長・藤島ジュリー景子氏との関係も報じていたようだ。

 「2021年8月に死去したジュリー氏の母でジャニーズ事務所名誉会長だったメリー喜多川氏は当時、ジュリー氏と東山をくっつけようとしていたといいます。メリー氏は常々、東山に『女もいいけど、遊びだけにしておきなさい』とクギを刺しており、東山も“社長のイス”欲しさにまんざらでもなかったようです。そういった背景も関係していたことから、2人は交際5年目の1995年末あたりに破局したことが一部で報じられました」(前出・同)

 実際、1996年1月に牧瀬は舞台の製作発表の際、記者から東山のことを問われ、「そんな話もありましたね」と破局を匂わせた発言をしている。だが一方で、交際は続いていたともみられた。

 2020年10月、『週刊女性』(主婦と生活社)は「ゴールイン目前と言われ続けた牧瀬里穂は9年間も付き合ってポイ捨て」と報じている。関係者によれば、「ヒガシが33歳のときに乗り換えたのは、当時17歳だった深田恭子でした」と破局の原因をタレコミ、「今だったらコンプライアンス的にアウト」と一刀両断。別れた真相が、深田による略奪かは不明だが、おそらく牧瀬は東山にフラれたという見方が強い。

 2008年12月、牧瀬はカリスマファッションプロデューサー・NIGOと結婚。メディアでは、牧瀬のセレブぶりがたびたび取り上げられ、おしどり夫婦として注目を集めている。一方の東山は、女優・木村佳乃と2010年10月に結婚。翌11年11月に長女、2013年5月には次女が誕生し、今ではジャニーズきってのイクメンパパとして知られている。

 ジャニーズは現在、かつてない苦境に立たされている。東山は“長男”として、亡き“父”の不祥事をどう受け止めるだろうか。

OIF (6)

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(出典 news.nicovideo.jp)


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