日本の文化・芸能の保存、向上に寄与した人物を表彰する『第44回松尾芸能賞』の贈呈式が29日、都内で行われた。優秀賞は、歌手の三山ひろし(42)が受賞し、喜びを語った。

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 三山は、2009年デビュー曲「人恋酒場」が10万枚を超すヒット曲になり、日本レコード協会ゴールドディスク認定を受けるなど、近年にはめずらしスタートを切った。以来、聴く人に安心と安定感、活力を与えるという意味から「ビタミンボイス」と名づけられた声の音色が愛され、毎年のようにヒット曲を連発。2015年NHK紅白歌合戦』初出場から8年連続で出場している。

 そのステージでは特技であるけん玉を使いながら歌うという技を披露し、けん玉を連続してキャッチする最多人数のギネス記録に挑戦するなどの話題を提供し、タレント性も発揮しているなど、日本の歌謡曲界をけん引している功績を評価された。

 壇上で三山は「本日は、素晴らしい賞をちょうだいいたしまして、本当にうれしく思います。ありがとうございます」と笑顔。「今年、デビューさせていただきまして、15年を迎えさせていただきます。周年記念にスゴく大きなプレゼントをちょうだいした気持ちで、とてもうれしく思います。それと同時に、またこの芸の道をしっかりと歩んでいきまして1人でも多くの方に笑顔になっていただけるように一生懸命、務めてまいります」と誓っていた。

 授賞式後に行われた取材で三山は「そこまで自分で自信を持って『賞をもらえるんだ!』というようなほどのことを、まだやっていないと思っていた。まさか、こんな素晴らしい賞をいただけるとは。ただただビックリ」と目を丸くした。豪華な受賞者と並び「本当に夢みたいで、夢見心地です」と喜びを口にしていた。

 そのほか同賞は、優秀賞を三山ひろし尾上菊之助、山村友五郎、吉田玉男、新人賞を田淵愛子、功労賞を林家正楽が受賞した。

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『第44回松尾芸能賞』優秀賞を受賞した三山ひろし (C)ORICON NewS inc.


(出典 news.nicovideo.jp)


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