2005年白血病で亡くなった本田美奈子.の追悼コンサート11月3日に都内で行われ、デビュー同期の森口博子(54)が出演。「美奈子は音楽と結婚したという話になり、それなら、今でも私と同じ独身ですねって。美奈子の思いを受け継ぎたい」と偲んだ。

「85年組のアイドルは他に中山美穂、南野陽子と粒揃いでしたが、今でも歌手活動を続けている森口らしい言葉でした」(芸能記者)

 福岡県出身の森口は小2の時に両親が離婚。四姉妹の末っ子として六畳二間の風呂なしアパートで母の手一つで育てられ、「アイドル歌手になって楽をさせてあげよう」と誓ったという。

スクールメイツに入り、松田聖子バックで踊ったこともあったが、100回近く応募したオーディションは落選続き。めげずに受けたNHK『勝ち抜き歌謡天国』で準優勝してスカウトされ、高2で上京した」(同前)

 85年、「機動戦士Zガンダム」の主題歌水の星へ愛をこめて」で念願の歌手デビュー。しかし――。

アニメファンには受けるも、その後は鳴かず飛ばず。転入した堀越高校の同級生が多忙で休むのが羨ましく、仕事のフリをして早退届を出していたとか」(同前)

 高校卒業前、ついに事務所から引退勧告。だが「歌で認められるまでどんな仕事でもやる」と懇願し、バラエティに進出。ロバを口説く、真冬に滝行するなど身体を張ったロケを続けた。

ファンの間で伝説となっている“セミヌード

「やがて工藤静香モノマネなどが受け、井森美幸山瀬まみと“バラドル御三家”として人気に。92年からは『夢がMORI MORI』の司会を務め、全盛期レギュラー番組は12本に上った」(芸能デスク

 森口ファンの間で伝説となっているのが、ブレイク前のセミヌードグラビアだ。

「身長158cmと小柄ですが、バストDカップで、撮影カメラマンも『想像を超えたグラマー』と絶賛。大胆な“手ブラポーズもある19歳のファースト写真集は後に19万円のプレミア価格がついた」(同前)

 歌手としては91年、映画「機動戦士ガンダムF91」の主題歌ヒットし、紅白歌合戦にも6年連続で出場。

「近年も“ガンダム御用達歌手”として主題歌を歌い継いでいる。3枚出したガンダムカバーアルバムは累計20万枚を突破。日本レコード大賞・企画賞も受賞した」(音楽記者)

 一方で浮いた話は無く、

「95年にザ・イエローモンキー吉井和哉との熱愛が報じられたくらい。これまで2人にプロポーズされたというが、『家庭より仕事を取った』と告白している」(前出・芸能記者)

 今の愛する伴侶はガンダムのようだ。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2022年11月17日号)

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(出典 news.nicovideo.jp)


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