英王室には、その伝統を継承するために定められた数多くのルールがある。自撮りサインの禁止、子供でも上品さを心がける、ニックネームの禁止など、ロイヤルファミリーが細かい行動規範に従っていることは周知の事実である。この度、エリザベス女王が新しいルールを定め、あることをジョージ王子ら3人のひ孫にも禁止したという。また、ウィリアム王子夫妻に我慢ならなかったことも明らかになった。

エリザベス女王が食事を終えたら皆の食事もそこで終了、甲殻類は食べないなど、テーブルマナーに於いても独特の厳しいルールがある英王室。この度女王は、9歳のジョージ王子7歳のシャーロット王女4歳のルイ王子に新たなルールを課したという。それは夕食の席に着いたら、携帯電話を使ってはいけないということ。以前からiPadの使用はキャサリン妃に禁止されていた子供達だが、携帯電話に関しても規則が追加された。

イギリスの元国会議員、ジャイルズ・ブランドレス氏(Gyles Brandreth)が出演した英ITV番組『ディス・モーニング(This Morning)』では、さらに次のように述べている。

「それだけではありません。女王は、食事はかなりフォーマルな形式で取るのを好まれます。これはナプキンを使わなければならないということではありませんが、テーブルの前にはきちんと座らなければなりません。そしてもちろん、口を開けたまま食べるのは厳禁です!」

また女王のルールは、宮殿の他の場所、特にキッチンに関しても適用される。実際、女王がウィリアム王子キャサリン妃について「我慢できない」ことの1つに、彼らがキッチンで過ごすことを挙げている。

王室関係者は英メディアExpress』に次のように語った。

「女王がウィリアム王子とキャサリン妃の結婚祝いとして贈った、ノーフォーク州のサンドリンガム敷地内にあるアンマーホールの家を初めて訪れた時、2人がキッチンを一緒に過ごす場所としていることにショックを受けていました。ウィリアム王子夫妻がキッチンで子供たちと交流している時間が長いことに女王は耐えられなかったのです。」

また関係者は次のように付け加えた。

「例えば、女王がバルモラル城にいる時は、キッチンには絶対に行きません。あそこはキッチンスタッフが働いている場所なんです。」

ウィリアム王子夫妻がキッチンでより多くの時間を過ごす理由のひとつについて、チャールズ皇太子や女王に仕えるようなレベルスタッフが王子夫妻のもとにはおらず、その人数も女王よりもはるかに少ないこと、があると関係者は指摘している。しかし、キッチンで過ごすというのは、スタッフの状況もちろんだが、日頃から積極的に3人の子育てを夫婦で協力しあっているウィリアム王子とキャサリン妃の自然の姿であるとも言えそうだ。

画像は『The Royal Family 2022年7月20日Instagram「Just days after Her Majesty’s Accession to the throne in February 1952,」』『Duke and Duchess of Cambridge 2022年6月5日Instagram「Baking cakes for the local community in Cardiff to enjoy at a Platinum Jubilee street party taking place today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)

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(出典 news.nicovideo.jp)


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