シリーズ累計600万部を突破した人気漫画「賭ケグルイ」の実写映画・第2弾が2021年6月1日(火)より上映される。本作は、ギャンブルの強さだけで生徒の階級が決まる、私立百花王学園を舞台に繰り広げられる学園ギャンブルストーリーだ。そんな本作で、二面性を持つアイドル・夢見弖ユメミを演じるのが、乃木坂46の1期生メンバー松村沙友理。芸能界デビューから10年を迎え、アイドルとしてだけではなく、演技や女性誌の専属モデルとしてもマルチに活躍している。「生粋のアイドル好き」と話すアイドル・松村さんが考える“アイドル像”を語ってもらった。

【写真を見る】松村沙友理の美しすぎる撮りおろしカット多数!

■50人以上のアイドルを近くで見ていたけどユメミみたいな子はいないです(笑)

ーー久しぶりの『賭ケグルイ』の撮影を終えた今、どんな気持ちですか?

松村沙友理:前回も思ったのですが、共演者の方がすごい方だらけなので、演技の仕事をもっとやりたいなという気持ちになりますね。皆さん、普段の感じとカメラが回ったときの印象が全く違うんですよ。そんな瞬間を間近で見られるので、とても刺激をもらえます。

ーー『賭ケグルイ』という作品自体、キャラクターの個性がかなり強いですもんね。特にどなたのギャップがすごいなと思いますか?

松村沙友理:うーん…(高杉真宙演じる)鈴井くんですかね。正直、普段どういう方なのかはわからないんですけど、現場にいる感じは結構おとなしい印象なんですね。でも、カメラが回ると声量がすごいんですよ。特にツッコミの声の大きさは、毎回ちょっとびっくりします(笑)

ーー松村さんが夢見弖ユメミを演じるのも、早いもので2年超え。ずばり松村さんにとって夢見弖ユメミとはどんな存在ですか?

松村沙友理:ユメミは生徒会広報でありながら、私と同じくアイドルを職業にしている子なので結構演じやすいんですよね。「どうやって演じたらいいんだろう」って悩むことなくすんなり入れる役です。あと、私自身は普段なにかに怒ったり、強い言葉を使ったりすることが全然ないので、演じていて楽しいんです。

ーーユメミには「オタク嫌いで裏では怒りをぶちまけている」といった二面性もありますが、そこらへんも難なく?

松村沙友理:私自身、もともとアニメや漫画が好きということもあって夢見弖ユメミというキャラクターは想像しやすかったですね。なんというか「世の中の人が抱いているアイドルへのイメージってこういう感じなんだろうな」って。もちろん、ユメミが口に出しているようなことを考えている子はいないですけどね。

10年間、乃木坂46にいて、卒業していった子も入れたら50人以上のアイドルが身近にいましたけど、裏であんなこと言ってる子いませんよ(笑)

■ずっと一緒にいても飽きない、ずっと見ていられる、乃木坂46というアイドル

ーーそれは安心しました。たくさんのアイドルを見てきた松村さんにとって「アイドル」ってどんな存在だと思いますか?

松村沙友理:ずっと見ていられる存在ですね。乃木坂46というアイドルグループの中にいて、いろんな女の子たちに出会って、1期生に関してはもう10年ぐらい一緒にいるんですけど、こんなに一緒にいても飽きないってすごいなって思うんです。おもしろいから、ずっと見ていられる。

ーーどんなところがおもしろい?

松村沙友理:応援したいなって思わせてくれるんですよね。例えば、ライブリハーサルとかをやってても「私、このライブ出るんじゃなくて、見に行きたい」って思うことがあるんですよ。ライブ終わりに卒業していった子から「すごい良かったよ」って言われると、なおさら…。今まで乃木坂46ライブを客席から見たことがないというのもあって「私も見てみたい」って気持ちになるんです。

ーー1期生ならではの目線ですね。松村さんはアイドルとしての活動だけでなく、モデルや演技など幅広く活躍されていますよね。たくさんのアイドルがいる中で、誰にも負けない強みとはなんでしょう?

松村沙友理:えー…これっていう強みがあるというよりは、「いろんなことに挑戦できる」っていうのが強みなのかなと思いますね。今回の『賭ケグルイ』のような演技だったりCanCamの専属モデルだったり、バラエティに出させていただいたり…。人よりもやらせていただいてる仕事の幅は広いのかなと思います。

■10年後はエビちゃんみたいに大切にすべきことをたくさん持てる女性になりたい

ーー2011年デビューしてから早10年。松村さんにとって、この10年はどんな10年でしたか?

松村沙友理:私としては、本当にあっという間でした。気づいたら10年経っていて。正直、10年前は10年後のことなんか想像してなかったですね。でも、なんか今も昔も変わらずに、ずっと乃木坂46という場所を好きでいられる気持ちは、すごいいいことだなって最近しみじみ思います。

ーー10年間で、特に昨年は新型コロナウイルスの影響もあり、芸能活動の形がかなり変わりました。松村さん自身、コロナ禍で考えたことはありますか?

松村沙友理コロナ禍になってから、今まで以上に音楽の力ってすごいなと感じることが増えましたね。それは乃木坂46という、いちアーティストとしてもそうですけど、いろんなアーティストさんが歌で人と人とを繋げていたり、離れていても一緒に歌って踊れる活動をしたりして、たくさんの人を笑顔にしているのを見て、エンターテインメントってすごい存在なんだなって改めて実感させられました。

ーーファンの方と触れ合う機会も、かなり減ってしまったと思うのですが、ファンの方とのコミュニケーションについてはどのように感じていますか?

松村沙友理:うーん…やっぱり一番は「早く会って、話したい」っていうのが本音ですね。でも、離れていても応援してくださってる方の声はたくさん届いているし、オンラインの握手会とかイベントとか新しい形のコミュニケーションのとり方もできてきているので、今までとは違う形も楽しんでもらえたらいいなと思います。

ーー最後に、10年後、どんな女性になりたいかを教えてください。

松村沙友理:私、ずっと昔から、エビちゃん(蛯原友里)がすごい好きなんですね。10年後は、ちょうど今のエビちゃんと同じくらいの年齢なんですけど、モデルとして第一線で輝いている上に、子育てもして、家庭も守っているのってすごいかっこいいなと思うんです。私もエビちゃんのように大切にするべきことがたくさんある女性になりたいなと思います。

ヘアメイク 吉田真佐美

スタイリスト 鬼束香奈子

ワンピース Lily BrownLily Brown ルミネエスト新宿店(03-6457-8555)

・ジュエリー ヴァンドーム青山本店 (03-3409-2355)

・靴 FABIO RUSCONI / ゼア オンラインストア(eir-online.com)


b650x400l (3)

乃木坂46・1期生メンバーの松村沙友理


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>